皆さま、こんにちは。経営革新先駆会事務局でございます。
本日は「チャレンジタイムス」第12回目をお届けします。ぜひお付き合いくださいませ。
第12回目は、櫻庭経営労務総合研究所の櫻庭充典先生です。
▼櫻庭経営労務総合研究所
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大学で歴史を研究し、飲食店経営のお手伝い→建設コンサルタント会社で会社員→社会保険労務士として独立、という異色の経歴を持つ櫻庭充典先生。先駆会とのお付き合いも長く、助成金支援にも注力されています。
今回は、櫻庭先生の軌跡やチャレンジとともに、先駆会との関係についてもお話いただきました。
飲食店経営→サラリーマンからの社会保険労務士へ
本業は社会保険労務士ですが、池袋のオフィスで助成金および補助金の業務を中心に行っております。
ーーご出身が仙台で、大学入学を機に上京、大学卒業とともに飲食店の経営に携われたのですね。
2〜3年実家を手伝って、その後サラリーマンになりました。大学では経営とはまったく関係のない勉強をしていました。実家の飲食店での仕事は、母親の手伝いという感じで、銀行に行ったり帳簿を見たり、やりながら覚えていきました。
ーー大学卒業と同時に大きな挑戦でしたね。
自分の勉強してきたことと畑違いの仕事なので戸惑いましたけど…少しだけ手伝って、自分の分は自分で稼がなきゃならないので、就職しました。サラリーマンをして平成14年に社会保険労務士として独立しました。もう20年以上になりますね。
社会保険労務士になって20年!その間のチャレンジと苦労とは?
ーー20年経ってみていかがですか?
どうでしょうね〜。私、みなさまと歩みが少し違うんですよね。最初は暇つぶしに簿記学校に行ったのが始まりでした。大学卒業してから簿記の勉強を始めて、半年くらいで簿記2級を取って、それを機に宅建の資格も取りました。
サラリーマンをずっとやっていると転勤も多いですし、「何か資格取ったほうが良いかな?」って思って、社会保険労務士の資格の勉強を始めて、平成8年に合格したんです。サラリーマンでしたので、“資格を持っているだけ”という状態だったんですけど、辞めるときに「社会保険労務士の資格を持っているし、その道で行くか!」となり、安直な考えで平成14年に独立しました。だから、最初は苦労したんですよ。
ーーどんなご苦労がありましたか?
やっぱり、お客さんと出会えないことですね。今のようにホームページも無かった時代なので。昔は顧客の獲得が紹介の紹介…ということも多かったので、自分の足で歩いて営業していましたが、それも限界がきて辞めようかというときもありました。辞めようかなと思っていたときに、助成金の仕事が入って、平成14年から平成17年くらいまで助成金の仕事だけをやっていました。
転機到来!「経営革新」と「ものづくり補助金」との出会い
平成17年に転機が訪れまして、「経営革新をやりましょう!」という代理店に加盟しました。当時経営革新は誰もやっていない分野でした。そこで、代理店になってノウハウを学んでやり始めると見事当たりまして。そこから7〜8年は、経営革新の仕事をメインで行っていました。経営革新の仕事をすると、補助金を始め、すべてのベースになるんです。年間20件以上行っていて、これは当時いた福島県で一番多い数字でした。
その後、東日本大震災で経営革新の仕事が難しくなって、所沢に移転してきました。
それから数年は助成金に戻っていたのですが、平成24年に潮目が変わって「ものづくり補助金」が出てきたんです。ものづくり補助金は、これまでの補助金とは異次元の補助金だったので、最初の年はやらなかったんです。でも調べていくうちに「やれそうだな!」と思って、平成25年くらいに開始するとちらほら当たり始めました。当初の採択率は50%くらいだったんですが、若杉先生のように雛型を売ってくれる方からそれを買って勉強して、平成26年に80%くらいの採択率にまで上がりました。ものづくり補助金は3年で終了すると言われていたんですが、延長し続け今にいたります。先駆会へは平成26年くらいに合流させてもらい、今に至ります。
ーーとても濃い20年でしたね。ものづくり補助金がこの世に出てから、ずっと支援し続けているのですね。
そうですね。一人なのであれもこれもできないですが、それでも生活が成り立つほどお仕事はいただけています。
ーーずっとお一人で対応なさっているのですね。
3割くらいは社労士として助成金をしていて、7割はものづくり補助金ですね。事業再構築補助金は若杉先生の力も借りながらやり始めました。
社会保険労務士20年を経た今、今後のチャレンジとは?
ーー今後のチャレンジとして、何かお考えはありますか?
まだ決まっていないんです。補助金支援ばかりしてきたので…。「違うことをやろうかな」と思いつつ、まだ補助金支援をしているという状況です。“次の何か”を探っている状況です。
ーーホームページを拝見していると、「ワンストップサービスを」という記述がありましたが、関係の長いお客様もいらっしゃるのでは。
それを目指しているんですけど、まだまだですね。お客様のほうがITに不得手という方もいらっしゃって…。
また、ご紹介、ご紹介でつながっていったことで、お客様が近くにいないということも影響しています。東京近辺だけじゃなく、埼玉や千葉、茨城、神奈川となってくると広いですからね、なかなか難しいです。
ーー長い方ですと、お客様とのお付き合いはどれくらいでしょうか?
特別長い方は3〜4名なんですが、20年ほど続いていますね。投資意欲が強いお客様ですと、長い付き合いになりやすいですね。支援したお客様が、その後儲かってくれたら良いなって思っています。
櫻庭先生と先駆会~軌跡と役割~
ーー櫻庭先生が先駆会に入られたのは2016年(平成28年)でした。長いお付き合いをありがとうございます。ご入会のきっかけは「ご紹介」だったのですね。
そうですね。
「こういう先生がいるよ」と聞いて、八重洲の会場に足を運んで、良さそうだから入会しました。補助金って先回りした情報がないとやっていけないんですね。若杉先生はそういった情報を集めるのが上手なので…あとは、雛型とか提供してくれますし、なによりお安いでしょ?入りやすかったです。障壁が見つからなかったです。
ーー他の勉強会はハードルが高いですか?
やっぱり高いですね。最初に何十万円というお金がかかるので、「本当に入っていいのかな?」と迷いますね。気軽に…とはいかないです。
ーー長くご利用いただいていますが、使い心地はいかがですか?
補助金の公募要項は複雑怪奇になってきているので、若杉先生のようにそれを読み解いてくれる人がいないと、ちょっとお手上げという感じですね。一人では手に負えなくなってきているので。
ーーお役に立てていますか?
もちろん!なきゃ仕事ができないくらいになっています。助かっています。
櫻庭先生と先駆会~使い勝手と評価~
ーー物足りない部分はございますか?
物足りない部分…特にないですね。
さまざまなチャートも出ていますし、質問もしやすいです。
ーーパートナーチャット(※パートナーオプションでの提供サービス)はいかがですか?
そうですね、なかなか良いと思います。
質問している人は限定的かもしれませんが、他の人の質問を見ているだけでも参考になると思うので良いと思います。私もまた新しい(補助金の)公募が始まりましたら、質問させていただきます。
ーー先駆会は、認定支援機関として活動するために必要な情報を提供していますが、全体を10点満点で評価すると、何点いただけそうでしょうか。
私は、補助金だけで8点ほど付けられますね。頼っているのはまぎれもない事実で、低い点数は与えられません。(笑)
残りの2点は、まだ活動していない部分ですので…
ーーツールの提供だけでなく、最近は交流会の開催もしています。
交流会は、嫌いではないです。先生に直接会って質問ができるのはとても良い機会だと思います。時間が合えばぜひ行きたいなと思っています。
メールで質問もできるんですけど、文章量も限られますし、直接会ってお話したほうが早いということはありますね。質問を溜めて行って、そこでまとめて質問するという良い機会にしています。
ーー先生方同士での交流はいかがでしょうか?
みなさん、やられていることがバラバラなので、良い刺激になっているのではないでしょうか。スタイルがみなさん違うので、聞いて参考にしています。
櫻庭先生にとっての先駆会とは?
ーー先生にとって先駆会とはどのような存在でしょうか?
そうですね。聞きたいことはもれなく聞いているという感じです。
先駆会は、今自分の仕事を行うためには不可欠な存在になっています。
ーー今、認定支援機関の方に向けたノウハウや情報を共有する組織は数多くあると思います。そこではなく先駆会を選ぶ価値は何でしょうか?
入会しやすい、そして長続きしやすいというのが良いと思います。これが月額3万円や5万円と上がってくると、離脱する方も出てくるかもしれませんが、私は補助金支援業務を行い続けるかぎり、辞めるつもりはまったくないです。
経営革新の経験が補助金支援のベースに
ーー最後に何かお話していただけることはありますか?
経営革新は、累計100社以上支援していて慣れていると思います。昔のものにはなりますが、財産として残っています。経営革新は製造業ではなく非製造業ばかりやっていました。
ーーそんなご経験があってこその補助金支援なんですね。
そうですね。それがなかったら補助金支援はできなかったですね。決算書が読めないとできないですし。それくらいですかね。
アピールじゃないですけど、先駆会は値がありますよ。値段も良いです。「安い安い」っていうと失礼かもしれませんが、長く続けるには重要ですよね。私も恩恵に与っているんで、案件がないときも払うのが苦ではないです。
社会保険労務士として歩んできた20年!今後のチャレンジにも期待
社会保険労務士を20年以上続けられ、経営革新や補助金支援業務をメインにこなされてきた櫻庭先生。先駆会を長い間役立ててくださりありがとうございます。また、先駆会を「安い」と言っていただき、コストパフォーマンスを評価してくださっているのだとうれしくなりました。
今後の櫻庭先生のチャレンジを私たちも応援させてください。櫻庭先生、この度は貴重なお話をありがとうございました!
(取材・文/株式会社アカウティングプロ チャレンジタイムス担当)